ARIA The ORIGINATION 第9話 「その オレンジの風につつまれて…」

  • 学校でのアリスの人気っぷりも久しぶり…ってか初登場の時以来かな。
  • なんか、アリスよりアテナの表情の方が丁寧に描かれてるように見える。まぁ、アリスにはただのピクニックだから、かな。
  • う〜ん、前回、あれだけ気合入れてピクニックの準備をするアリス、を見せておきながら、今回の本番では自分では何も用意しない、というのは微妙におかしくないか?せめてアテナからの一言でもあれば別なんだけど…
  • 前々から思ってるんだけど、この手の複数シリーズにわたるアニメで、回想シーンを出してくるなら、回想する回のスタッフで絵を描き直した方が良くないかなぁ。*1作画の善し悪し、じゃなくて「違い」ってものがあるのだから…。(余談だが、「どんなにそれまでの回と違う絵であってもそれが作画の癖である云々、作家性を認めないのは云々」ってな議論があるけど、そういう主張をする人が、こういう回想シーンとかに対して何も言わないのは何故なんだろう…同じ回でコロコロ絵柄が変わったりしたらそれは良くないことだと思うし、作品の質を下げるだけだと思うのだけど。作家性を云々するならまるまる1話…がたとえ無理でもある区切りからある区切りまでは統一した絵が貫かれるべきだし、その間絵柄の違うバンクシーンや回想類が入らないことをまず求める必要があるんでないかなぁ、と。)
  • アリスがアテナの言葉で天衣無縫の極み(違 に開眼するところは、もう少し丁寧でも良かったかな。何だか、開眼したというより、出し惜しみしてたものを出したようにも見える。いや、ある意味その通りなんだけど。
  • このアニメのCGの使い方で、自分的に唯一気になるのが「鳥」です…あまり目立つような使い方はどうかと…。
  • とはいえ、アテナがアリスの手袋を外すシーンは素晴らしい。2つ目の手袋を外しにかかるところでは、知っていても(かつ何度か見返しても)驚いてしまう。これこそがあらすじや設定を読むだけでは得られないところのものであり、実際に見なければわからないものだよなぁ、と。

*1:作画枚数削減の為の場合は除く